ソウルリバース初期攻略

そのまんまです。

ワンダーランドウォーズの雑感4

「先生! サンドリヨン先生! 今日もWLWでがんばる方法教えてよー!」

「…あー、今日は妄想が捗りそうなテレビ番組がない…暇だな(ぼりぼり)」

 

「あれぇー!? なんか柿ピー食べながら、テレビの前でリモコン握って
 ダラダラしてる休日のお父さんがいるよー!?
 あと、なんでジャージ!? ドレスじゃないのー!?」

 

「休日はプリンセスも休業中だ。ドレスも近所のクリーニング屋に出している」

「ドレスってクリーニングに出すものなの!?」

「私は出す。時間が惜しいからな。ガラスの双剣も、今は冷凍庫の中で充電中だ。

 手を切らないように気をつけろよ(ぼりぼり)」

 

「夏場のアイスじゃないんだからね!? メインウエポンだよ!?
 あとゲームセンター的には、休日の方がメインだよー!
 だからほら、はやく着替えて、解説役のお姉さんやってよう!
 そんなんじゃ、イメージダウンで、王子様も逃げちゃうよー!?」

 

「気にするな。フック船長や吉備津の奴でさえ、そうなんだ」

「そうなの!?」

 

「平日はバリバリ働くリーマンだがな。
 休日は間違いなく、ふんどしと、ステテコ一丁で、扇風機の前で寝転がっているぞ
 あとは、上司と部下。禁断のオフィスラブという関係が
 この私の中では確立している。間違いない」

 

「後半は何を言っているのか、よくわからないよー!」

「まぁ、ぶっちゃけた話、そろそろ書くことがなくなって、ブログにも飽きてきた」

「はやいよー!?」

 

「考えてもみろ。140字のツイッターで済む全盛期に、
 4000文字もある文章に誰が目を通す。そんな面倒な事をするとかアホか貴様」

 

「なんでそこでネガティブ入ってるの!?
 ねぇ、サンド先生、一体どうしちゃったの!? 
 口調が荒っぽいし、性格が全然違うよ! 婚活に失敗でもしたのかなぁ!?」

 

「ふっ。子供とは無邪気でいいものだな…はぁ~、しんど…」

「人生にくたびれた大人の常套文句がでたよー!?」

「―(ヘァッ!)ただいま、帰城いたしました!」

「えっ!?」
 
「休日は、ご近所のスーパーに特売セール品が並んでいていいですね!」

「さ、サンド先生が二人いるー!? 
 しかもなんだか、すごい庶民っぽい匂いがしてきたよー!」

 

「あら、ごきげんよう、アリスさん。アシェンもお久しぶりですね」

「…え、アシェン? だれ?」

「私は黒サンドこと、アシェンプテルだ。きらめけ」

「今は全然きらめいてないよー!」

 

「悪かった。平日はぶとうかいでバリバリ働くがな。
 今はご覧のとおり、田舎の実家に帰り、主にゴロゴロしている。

 そしてサンドの方は――」

 

「炊事、洗濯、おまかせください! 

 タイムセールの冷凍食品売り場が、私の第二の戦場です!
 まだ時間は残っています! ガラスの靴よ、私を導いて! 

 クリスタルブーツッ!!」

 

「ご覧のとおりだ。全国のゲーセン男子にとって、実に嫁にほしい人材だろう。
 急げ、時間がないぞ。そろそろサ○エさんが始まる時間だ(ぼりぼり)」

「…」

 

「わかりました。正々堂々、夕飯の支度をはじめましょう。
 アリスさんも食べて行かれますか?」

 

「あ、うん。気にしたら負けかなと思ったよ。
 ねぇねぇ、ところでサンド先生、今日もWLWの攻略方教えてよー。
 いくらなんでも、前置きが長すぎるよー」

 

「いいですね。しかし真面目な話

 前回までの記事で書き尽くしてしまったのもありますが」

 

「さらりとステマだよー」

 

「私も見たぞ。見た見た。100回は見た。
 吉備津を始めとしたファイターの対応と、

 中央で猿を相手にした時の立ち位置だったな」

 

「そうだよー! 私は基本的に端レーンに行った時は、

 キャストを中心にドローショットを引いてるよー。
 あとはボムを当てて、上手くいけば撤退してもらう感じだよー」

 

「アリス強いな。最強すぎる。無敵だ」
 

「そういう嘘ステマはいらないよ!

 でもHPがミリで粘ってるキャストさんは、

 うそ泣きで遠慮なくやられてもらうからね!」

 

「同意しよう。うそ泣きで相手キャストを仕留めた時ほど、楽しい瞬間はない。
 しかし中央に関しての立ち回りは、どうしてるんだ?」

 

「うーん、中央は、まだちょっとわかんないなぁ。
 とりあえず、お猿さんがいたら、真正面に立つことを意識して、

 やられない様にがんばるよ!」

 

「いいだろう。ではもう少し、戦術的なところまで、踏み込むとしようじゃないか」

「わかりました。では夕飯を作りますので、食べながら解説をはじめましょう」

「サンド、今日の夕飯はなんだ?」

 

「ジャパニーズ・パスタ。ソーメンです。最近、暑くなってきましたからね」

「同意しよう。私も東洋のワビサビは嫌いではないのでな」

「…」

 

「あら、どうしました、アリスさん」

「もう突っ込まないよー! 私そういうキャラじゃないんだからねー!」

「あぁ。実に長い茶番だったな」

 

 

【サンド先生と、アシェン先生による、レーン戦での立ち回り講座☆】


「さて。ではレーン戦について

 技術的な側面に踏み込みながら、解説をはじめるぞ。
 中の人は、主にアリスを使っている。この立ち回りについての文章は、
 実にアリス的な視点が多いことは間違いない。そこは意識してもらえると助かる」

 

「いいですね。まずアリスは、両左右のソロレーンと、中央のデュオレーン。
 この双方を担当する機会がありますね」

 

「同意しよう。特に現状は、アタッカーが多いと言われている環境だ。
 Aランク辺りまで上がってくると、左側のレーンを担当することも多くなる。

「AAになると、むしろ中央に行く方が減りましたね」

 

「まったくだ。アリスというキャラクターが、

 レーン戦を維持することに不得手であっても、
 ソロレーンに行かなくてはならない状況が多発する。
 これはもう、現状の仕様では、仕方がないと割り切るしかない」

 

「そうですね。さらに言うと、アリスは兵士を処理する能力が、

 全キャスト中でも低い部類です。
 よって、この2種類のレーンに合わせた立ち回りを、

 それぞれ意識しておく必要があるでしょう」

 

「それも同意しよう。特に序盤戦は、このゲームの要だ。
 開始して2分で、実質ゲームの9割が決まっているのも、珍しくはない。
 1対1の戦闘能力が低いアリスにとって

 これは特に重要な問題提起となるだろう」

 

「アリスで、ソロレーンの兵士運搬で、勝てなくても仕方はありません。
 しかし敵キャストを追い返す、運がよければ撃破する。

 そうすれば有利になる以上、
 ライン上げよりも、キャストの撃破を狙うわけですね」

 

「むしろ〝それしかない〟という感じだな。最悪、撤退だけはしない様にいくぞ」

「わかりました。まずは、それぞれのレーンの特徴を、改めて見てみましょう」


 【ソロレーンの開幕と、特徴】

  ・基本的に、1対1でぶつかり合う場所だな。

  ・ダウンを取った場合、その側が確実に兵士一列を処理できる時間が発生する。
   左右のレーン戦は、キャストをダウンさせると、
   一時的とはいえ、大きく有利が取れることは覚えておいた方がいいぞ。

  ・危なくなった場合は、無理せずに「帰城」するんだ。
   だが、戻ってくる前に、手前拠点は高確率で破壊される事は覚悟しておけ。


 【デュオレーンの開幕と、特徴】

  ・基本的に、2対2でのタッグ戦になる場所ですね。

  ・一時的にレーンを外れ、左右に攻勢をかけられます。
   ソロレーンにいる人間は、中央の状況には、

    いつも注意を払っておいた方がいいでしょう。
   特に自軍のキャストが撤退した場合は、要注意です。

 

  ・ダウンを取った場合は有利になります。

    しかしソロレーンに比べると、相方がフォローすることで立て直せます。
   「帰城」した場合、手前拠点の維持率は、左右よりも高い場所です。

 

「――と、こんなところですね。極端な事を言ってしまえば、
 ソロレーンは、実力差があれば、手前拠点を諦めるのもやむなしですが、

 中央は、まだなんとかなるので、みなさん、がんばりましょう」

 

「しかし逆を言えば、中央、デュオレーンの重要性は、それだけ高いということだ。
 序盤の撤退を避けるべきなのは、左右のソロレーンも同じだが
 デュオレーンの拠点は〝帰城すれば、破壊を防げる〟場所だ。
 序盤は相手と実力差があっても、できるだけ無理せず、

 かつ、守り通せということになる」

 

「逆に、中央で相方のキャストがやられ、相手二人が一気に攻めてくる時は

 要注意ですね。中央にランカーがいた場合、手前までは確実に折られますよ」

 

「ここで無理をして二人目がやられると、99%ゲーム終了だからな。
 そうでなくとも、中央から左右の援護に回られると、全体的にラインが下がる」

 

「まぁ、本当に何度も繰り返す事になりますが、撤退は、

 ゲーム全体の状況を大きく不利にするので、できれば、無理をしない事ですよ」

 

「同意しよう。AAまで遊んで思ったがな。

 このゲーム〝拠点を折られても負ける〟事は、意外と少ない。
 むしろ〝自軍キャストがやられたついでに、拠点を破壊されて負ける〟

 という方が遥かに多い」

 

「美候が強い。という認識があるのは、

 そのキャストキル性能が、とりわけ高いからですね」

 

「ただでさえ、アリスには天敵というのにな。吉備津はどうだ?」

 

「こちらも強いと思います。

 HP、スピード、ストレート威力、ドロー威力、兵士処理力、
 どれも総じて高いですし。ただ、城や拠点に張り付かせなければ、
 そこに行くまでになんとかなる感じです」

 

「そうだな。――さて、話が逸れてしまって、悪かった。本題に戻すとしよう」

「左右と、中央レーン戦での、立ち回りの違いですね」

「続くぞ。飽きなければ、な」

「つまり、今は飽きたんですね」

「同意しよう!」


 \ワンダーラーン!/