ソウルリバース初期攻略

そのまんまです。

もう本当にどうでもいい雑感その5 レーン戦の開幕について。

「諸君! 私がWLWの連合総長、アシェンプテルである!
 ここ最近、暑い日も増えてきたが、皆さまは如何お過ごしだろうか!
 体調を崩してはいないか!?

 

 さて、私事で恐縮だが、先日、買い置きしておいた黄緑色野菜を
 うっかり冷蔵庫の中で腐らせてしまった! 
 正直、すごくテンションが下がったぞ! まぁ、そんなことはどうでもいい! 
 このゲームにも、まったく、なんら、微塵も関係がない!

 

 前置きはこのぐらいにしておこう! 時間がないぞ!
 本日は中央レーンの開幕立ち回りについて、ざっくり解説する!」

 

「…アシェン、なんでそんなにテンションが高いんですか? 
 婚活が上手くいったんですか?」

「気にするな! 個人的に好きな漫画家の
 新連載が始まって愉快だというだけのことだっ!」

 

「あ、はい。そうですか(これはまだ結婚できませんね)
 ――ではまず、中央と左右レーンの開幕立ち回りで、
 変えた方がいいところはありますか?」

 

「そうだな。これは個人的な意見になるが、
 左右レーンの立ち回りでは、ドローを敵キャストに当てるように意識し
 同時に、自分がドローを当てられない、丁寧な立ち回りをした方がいいだろう」

「なるほど。中央も同じではないのですか?」

「同意しよう。中央も基本的には変わらない。が、より具体的な事を言えば
 中央の開幕戦には、なによりも〝速さ〟が求められる」

 

「〝速さ〟というのは、ドローショットを引く速さの事ですか?」

「そうだ。開幕の中央は、二人ずつ、
 合計四人のキャストによるドロー合戦が繰り広げられる。
 単純な事を言えば〝兵士(ミニオン)の処理速度が倍になる〟という事だ」

 

「つまり、キャストを狙わずに、ミニオンを優先的に狙った方が良い?」

 

「いや、それは、少し違う。
 さっきも言ったが、基本的に左右のレーン戦と、中央に大きな違いはない。
 このゲームでは、キャストの撃破が、拠点の撃破にも繋がる以上、
 最低限、ドローの範囲には、キャストを含めておいた方がいいだろう」

 

「もう少し、詳しくお願いできますか?」

 

「いいだろう。言うなれば、中央戦では多少の命中率は犠牲にして
 MPの続く限り〝ドローを撃ちまくれ〟ということだ」

「中央レーンでは、やや〝大ざっぱ〟に、ドローを引いて構わない。
 ということですか?」

 

「そういうことだ。1対1の戦闘は、基本的に相手の動きが読み易いからな。
 慎重に狙わなければ、こちらの攻撃を回避されてしまうが
 中央レーンのように、計4つのドローが入り混じる状況になると、
 どうしても視認性が落ちる」

 

「わかりました。中央では、多少の命中率を犠牲にしても、
 意外とヒットするということですね?」

 

「その認識でいいだろう。故に中央の開幕戦では〝とにかくドローを速く引け〟
 ラッキーヒットで、相手がのけ反るなり、ダウンするなりすれば、
 追撃のドローショットで兵士ごと殲滅してしまえ」

 

「わかりました。では逆に、ダウンを取られてしまった場合はどうすれば?」

 

「同じだな。起きあがりの無敵時間を利用して、
 まずはその場で、即座にドローを引くことを薦める。
 この時の狙いとしては、相手兵士の進軍を阻むことにある」

 

「というと?」

 

「〝兵士は1体でもダウンすると、列を整えるまで、進軍が止まる〟からな。

 もし自分たちが押されていると思ったら、

 状況にもよるが〝その場でドローを撃て〟
 相手の兵士が止まったことを確認してから、自分も下がり、仕切り直しだ。

 

「わかりました。
 むしろ初心者であるほど、難しい事は考えない方が良いのですかね?」

 

「かもしれん。中央開幕は、とにかく〝速さ〟を優先すれば、
 自然とラインが維持できている事は多い。

 ただし、相手キャストの〝後出しスキル〟には気をつけるんだ。

 特にミクサは修正が入り、フレイムショットのダメージが飛躍的に上昇した。
 レベル2になった直後、こちらのドローを見てから、フレショ余裕でした。
 という状況は避けたいからな」

 

「もし食らってしまったら、素直に帰城も考えた方がいいですね」

 

「――とまぁ、こんなところだ。
 左右のレーンについては、アリス視点の立ち回りが中心だが、
 基本は大体書き終わったので、改めて説明せずともいいだろう」

 

「そうですね。では、両方のレーンで
 共通して覚えておいた方が良い立ち回り、動き方はありますか?」

 

「強いていうなら、先にも少し言ったが〝後出し狙い〟だな。
 あらかじめ、スキルを発動することを念頭にいれておき、
 相手のドローを見てから、即座にスキルを発動させることで、
 カウンターヒット的なダメージが期待できるぞ」

 

「アリスさんは、硬直が大きいですから、これ要注意ですね」

 

「どこぞのAA4アリスは、試合毎に、
 『おまえ、どんだけクリスラ食らうんだよ。学習しろ?』と
 面白いぐらい当たるからな」

 

「カモですね」

「カモだ。きらめいて散れ。
 それはともかく、他にも〝強制ジャンケン〟を意識すると
 上手くなれるかもしれないぞ」

 

「〝強制ジャンケン〟というのは、相手の行動を予測するものですか?」

 

「同意しよう。
 もう少し言うと、相手に〝択を迫らせる〟感じだな。

 

 ジャンケンで言うところの〝ぐー、ちょき、ぱー〟の様に
 相手が〝ひだり、みぎ、うしろ〟に緊急回避することを予測し
 そこへ予めドローを追尾させ、逃げた先でヒットさせるテクニックだ。

 

 他にも、中心から、ほんの少しずらしたスキルを
 逃げる方向に向けて当てる時にも使える。
 〝先読み〟〝偏差撃ち〟と呼ぶプレイヤーもいる。

 

 これは全キャスト共通で、覚えておいて損はない。
 そして上位のキャストほど、この〝読み〟に非常に強い」

 

「この辺りになると、格闘ゲームのセンスなんかも
 大きく影響するのでしょうね」


「だろうな。ともあれアリスの場合は、遠距離のストレート、長く引けるドロー
 これが共にダウンが狙えるので、優先して狙っていきたいところだ」

 

「そうですね。あれは中々に軌道が読みづらく、厄介です。
 他にも、高威力の『びっくりさせちゃえ!』を当てる時にも
 使えるのではないですか?」

「ふむ、たとえば?」

 

「そうですね。スキルを発動準備まで展開させて、
 相手が緊急回避した瞬間を見て、そこへ投げつける感じでしょうか。
 あれは…当たると痛いですからねー」
 
「普通に投げても、早々当たらんからな。
 ともかく、アリスはなにかしら、プレイヤーの工夫を要するキャストだ。
 まぁ、そこが実によく面白いわけだが」

 

「同意します。では、いろいろ長くなりましたが
 各レーン戦についての、アリスさんを中心とした
 開幕の基本、立ち回りについてまとめます」


 

【左右のレーン戦、開幕に覚えておきたい立ち回り まとめ】

  ・もっとも基本的な戦略としては、
   ドローショットをしっかり当てて、ダウンを取ること。
   同様に、相手のドローには当たらないこと。

 

  ・ドローを引く位置は、相手の立ち位置から
   緊急回避先を予測した場所を含めると、当てやすい。
   
  ・隙あらば〝後出しスキル〟を発動させて、カウンターを狙う。
   また、相手がカウンターを狙っていることも、予測する。

 

 【中央のレーン戦、開幕に覚えておきたい立ち回り まとめ】

  ・もっとも基本的な戦略としては
   ドローショットの〝速さ〟を優先する。
   特に開幕は、MPを惜しまず、撃てる時に撃った方が良い。

 

  ・ダウンした場合は、まずは落ち着いて状況を確認。
   追撃を食らわずに済みそうなら、その場でドローを引き
   相手兵士の進軍を止める。状況をリセットして、継戦に移る。

 

  ・左右のソロレーンと同様に、基本はキャストを狙っていく。
   相方が撤退した場合は、けっして無理をしてはいけない。


「長くなりましたが、こんな感じで、いいですかね」

「いいだろう。それにしても、疲れたな。ここは気晴らしに
 カップリングの話でもするとしよう」

 

「いいですね! やはり私のオススメは、桃×猿なんですが!」

「甘いな。そんな王道を口にするようでは、
 まだまだEランクといったところだ。全国に出ることすらおこがましい」

 

「わかりました。では自称AAランク貴腐人のアシェンが言う
 カップリングを教えていただけますか?」

「船長×ピーターだ。異論はあるまい?」

「ふふ。笑わせますね。
 その程度でこの世界を知り尽くしたおつもりですか?」

 

「…いいだろう。貴様は私を怒らせた。
 どちらが神筆の持ち主にふさわしいのか、決着をつけようか!」

「わかりました。では真夏のぶとうかいこと、
 コ○ケで、売上部数をもって、白黒つけてさしあげます!」

 

「いいだろう! その白き衣に灰を被らせて跪かせてやるッ!」

「それはこちらの台詞ですっ! 
 私のドロー力の高さ、思い知りなさい!」

 

「はあああぁぁっ!!」

「やああぁぁっっ!!

 

 ――かくして、キャスト同士による
 神筆を巡る、熱き戦いが幕をあけたのだった――!


 \ワンダーラーン!/