ソウルリバース初期攻略

そのまんまです。

ワンダーランドウォーズの雑感4

「先生! サンドリヨン先生! 今日もWLWでがんばる方法教えてよー!」

「…あー、今日は妄想が捗りそうなテレビ番組がない…暇だな(ぼりぼり)」

 

「あれぇー!? なんか柿ピー食べながら、テレビの前でリモコン握って
 ダラダラしてる休日のお父さんがいるよー!?
 あと、なんでジャージ!? ドレスじゃないのー!?」

 

「休日はプリンセスも休業中だ。ドレスも近所のクリーニング屋に出している」

「ドレスってクリーニングに出すものなの!?」

「私は出す。時間が惜しいからな。ガラスの双剣も、今は冷凍庫の中で充電中だ。

 手を切らないように気をつけろよ(ぼりぼり)」

 

「夏場のアイスじゃないんだからね!? メインウエポンだよ!?
 あとゲームセンター的には、休日の方がメインだよー!
 だからほら、はやく着替えて、解説役のお姉さんやってよう!
 そんなんじゃ、イメージダウンで、王子様も逃げちゃうよー!?」

 

「気にするな。フック船長や吉備津の奴でさえ、そうなんだ」

「そうなの!?」

 

「平日はバリバリ働くリーマンだがな。
 休日は間違いなく、ふんどしと、ステテコ一丁で、扇風機の前で寝転がっているぞ
 あとは、上司と部下。禁断のオフィスラブという関係が
 この私の中では確立している。間違いない」

 

「後半は何を言っているのか、よくわからないよー!」

「まぁ、ぶっちゃけた話、そろそろ書くことがなくなって、ブログにも飽きてきた」

「はやいよー!?」

 

「考えてもみろ。140字のツイッターで済む全盛期に、
 4000文字もある文章に誰が目を通す。そんな面倒な事をするとかアホか貴様」

 

「なんでそこでネガティブ入ってるの!?
 ねぇ、サンド先生、一体どうしちゃったの!? 
 口調が荒っぽいし、性格が全然違うよ! 婚活に失敗でもしたのかなぁ!?」

 

「ふっ。子供とは無邪気でいいものだな…はぁ~、しんど…」

「人生にくたびれた大人の常套文句がでたよー!?」

「―(ヘァッ!)ただいま、帰城いたしました!」

「えっ!?」
 
「休日は、ご近所のスーパーに特売セール品が並んでいていいですね!」

「さ、サンド先生が二人いるー!? 
 しかもなんだか、すごい庶民っぽい匂いがしてきたよー!」

 

「あら、ごきげんよう、アリスさん。アシェンもお久しぶりですね」

「…え、アシェン? だれ?」

「私は黒サンドこと、アシェンプテルだ。きらめけ」

「今は全然きらめいてないよー!」

 

「悪かった。平日はぶとうかいでバリバリ働くがな。
 今はご覧のとおり、田舎の実家に帰り、主にゴロゴロしている。

 そしてサンドの方は――」

 

「炊事、洗濯、おまかせください! 

 タイムセールの冷凍食品売り場が、私の第二の戦場です!
 まだ時間は残っています! ガラスの靴よ、私を導いて! 

 クリスタルブーツッ!!」

 

「ご覧のとおりだ。全国のゲーセン男子にとって、実に嫁にほしい人材だろう。
 急げ、時間がないぞ。そろそろサ○エさんが始まる時間だ(ぼりぼり)」

「…」

 

「わかりました。正々堂々、夕飯の支度をはじめましょう。
 アリスさんも食べて行かれますか?」

 

「あ、うん。気にしたら負けかなと思ったよ。
 ねぇねぇ、ところでサンド先生、今日もWLWの攻略方教えてよー。
 いくらなんでも、前置きが長すぎるよー」

 

「いいですね。しかし真面目な話

 前回までの記事で書き尽くしてしまったのもありますが」

 

「さらりとステマだよー」

 

「私も見たぞ。見た見た。100回は見た。
 吉備津を始めとしたファイターの対応と、

 中央で猿を相手にした時の立ち位置だったな」

 

「そうだよー! 私は基本的に端レーンに行った時は、

 キャストを中心にドローショットを引いてるよー。
 あとはボムを当てて、上手くいけば撤退してもらう感じだよー」

 

「アリス強いな。最強すぎる。無敵だ」
 

「そういう嘘ステマはいらないよ!

 でもHPがミリで粘ってるキャストさんは、

 うそ泣きで遠慮なくやられてもらうからね!」

 

「同意しよう。うそ泣きで相手キャストを仕留めた時ほど、楽しい瞬間はない。
 しかし中央に関しての立ち回りは、どうしてるんだ?」

 

「うーん、中央は、まだちょっとわかんないなぁ。
 とりあえず、お猿さんがいたら、真正面に立つことを意識して、

 やられない様にがんばるよ!」

 

「いいだろう。ではもう少し、戦術的なところまで、踏み込むとしようじゃないか」

「わかりました。では夕飯を作りますので、食べながら解説をはじめましょう」

「サンド、今日の夕飯はなんだ?」

 

「ジャパニーズ・パスタ。ソーメンです。最近、暑くなってきましたからね」

「同意しよう。私も東洋のワビサビは嫌いではないのでな」

「…」

 

「あら、どうしました、アリスさん」

「もう突っ込まないよー! 私そういうキャラじゃないんだからねー!」

「あぁ。実に長い茶番だったな」

 

 

【サンド先生と、アシェン先生による、レーン戦での立ち回り講座☆】


「さて。ではレーン戦について

 技術的な側面に踏み込みながら、解説をはじめるぞ。
 中の人は、主にアリスを使っている。この立ち回りについての文章は、
 実にアリス的な視点が多いことは間違いない。そこは意識してもらえると助かる」

 

「いいですね。まずアリスは、両左右のソロレーンと、中央のデュオレーン。
 この双方を担当する機会がありますね」

 

「同意しよう。特に現状は、アタッカーが多いと言われている環境だ。
 Aランク辺りまで上がってくると、左側のレーンを担当することも多くなる。

「AAになると、むしろ中央に行く方が減りましたね」

 

「まったくだ。アリスというキャラクターが、

 レーン戦を維持することに不得手であっても、
 ソロレーンに行かなくてはならない状況が多発する。
 これはもう、現状の仕様では、仕方がないと割り切るしかない」

 

「そうですね。さらに言うと、アリスは兵士を処理する能力が、

 全キャスト中でも低い部類です。
 よって、この2種類のレーンに合わせた立ち回りを、

 それぞれ意識しておく必要があるでしょう」

 

「それも同意しよう。特に序盤戦は、このゲームの要だ。
 開始して2分で、実質ゲームの9割が決まっているのも、珍しくはない。
 1対1の戦闘能力が低いアリスにとって

 これは特に重要な問題提起となるだろう」

 

「アリスで、ソロレーンの兵士運搬で、勝てなくても仕方はありません。
 しかし敵キャストを追い返す、運がよければ撃破する。

 そうすれば有利になる以上、
 ライン上げよりも、キャストの撃破を狙うわけですね」

 

「むしろ〝それしかない〟という感じだな。最悪、撤退だけはしない様にいくぞ」

「わかりました。まずは、それぞれのレーンの特徴を、改めて見てみましょう」


 【ソロレーンの開幕と、特徴】

  ・基本的に、1対1でぶつかり合う場所だな。

  ・ダウンを取った場合、その側が確実に兵士一列を処理できる時間が発生する。
   左右のレーン戦は、キャストをダウンさせると、
   一時的とはいえ、大きく有利が取れることは覚えておいた方がいいぞ。

  ・危なくなった場合は、無理せずに「帰城」するんだ。
   だが、戻ってくる前に、手前拠点は高確率で破壊される事は覚悟しておけ。


 【デュオレーンの開幕と、特徴】

  ・基本的に、2対2でのタッグ戦になる場所ですね。

  ・一時的にレーンを外れ、左右に攻勢をかけられます。
   ソロレーンにいる人間は、中央の状況には、

    いつも注意を払っておいた方がいいでしょう。
   特に自軍のキャストが撤退した場合は、要注意です。

 

  ・ダウンを取った場合は有利になります。

    しかしソロレーンに比べると、相方がフォローすることで立て直せます。
   「帰城」した場合、手前拠点の維持率は、左右よりも高い場所です。

 

「――と、こんなところですね。極端な事を言ってしまえば、
 ソロレーンは、実力差があれば、手前拠点を諦めるのもやむなしですが、

 中央は、まだなんとかなるので、みなさん、がんばりましょう」

 

「しかし逆を言えば、中央、デュオレーンの重要性は、それだけ高いということだ。
 序盤の撤退を避けるべきなのは、左右のソロレーンも同じだが
 デュオレーンの拠点は〝帰城すれば、破壊を防げる〟場所だ。
 序盤は相手と実力差があっても、できるだけ無理せず、

 かつ、守り通せということになる」

 

「逆に、中央で相方のキャストがやられ、相手二人が一気に攻めてくる時は

 要注意ですね。中央にランカーがいた場合、手前までは確実に折られますよ」

 

「ここで無理をして二人目がやられると、99%ゲーム終了だからな。
 そうでなくとも、中央から左右の援護に回られると、全体的にラインが下がる」

 

「まぁ、本当に何度も繰り返す事になりますが、撤退は、

 ゲーム全体の状況を大きく不利にするので、できれば、無理をしない事ですよ」

 

「同意しよう。AAまで遊んで思ったがな。

 このゲーム〝拠点を折られても負ける〟事は、意外と少ない。
 むしろ〝自軍キャストがやられたついでに、拠点を破壊されて負ける〟

 という方が遥かに多い」

 

「美候が強い。という認識があるのは、

 そのキャストキル性能が、とりわけ高いからですね」

 

「ただでさえ、アリスには天敵というのにな。吉備津はどうだ?」

 

「こちらも強いと思います。

 HP、スピード、ストレート威力、ドロー威力、兵士処理力、
 どれも総じて高いですし。ただ、城や拠点に張り付かせなければ、
 そこに行くまでになんとかなる感じです」

 

「そうだな。――さて、話が逸れてしまって、悪かった。本題に戻すとしよう」

「左右と、中央レーン戦での、立ち回りの違いですね」

「続くぞ。飽きなければ、な」

「つまり、今は飽きたんですね」

「同意しよう!」


 \ワンダーラーン!/

ワンダーランドウォーズ 雑感3

アリスの立ち回りについて書きます。

中の人は、既に「AA4」で停滞し始めています。

「Cランク」「Bランク」ぐらいの人には、話の種ぐらいになるかもしれません。

 

それ以上のランクの人には、面白くもなんともないと思われます。

 

あと、文字だらけの記事です。画像も何もありません。

読むのが面倒だったらごめんなさいね。――ではどうぞ。

 

 

【アリスの基本について】

 まず「なぁなぁ、アリスって強いのけ~?」ってことですが、
 〝弱くはありません〟。

 Cランクから、AA4まで、ほぼずっとアリス使ってきましたが
 自論はこんな感じに落ち着いています。

 

 1『総合的に見て、弱くはない。ただし、間違いなく〝強キャラ〟ではない』

 

 2『〝1対1〟のレーン戦、
   特に最序盤からレベル2になるまでは、弱い部類に入る』

 

 3『レベル4以降は、兵士運搬能力が、サポーター2名に劣る』

 

 4『レベル5のWSは、全キャスト中、最高クラス。
   言い換えれば、WSを吐いた後はできることが減る』
  
 5『アリスの場合、終盤は拠点を直に攻めるよりは守った方が無難。
   ゲームの序盤と同じく、敵兵士を丁寧に処理し、味方と共にラインを上げる』
  

 ざっと、こんなところです。

 

 とにもかくにも、アリスを使っていくならば、
 序盤をどう凌ぐかを考える必要があります。

 

 そこで今回は、お題を2つ書きました。

 よかったら、目を通してみてくださいな。

 

  お題1.開幕、端レーンに行くことになりました。

      桃太郎(吉備津彦)をはじめとした「ファイター」と

      対峙した時に、どう動くべきでしょうか?

 

  お題2.アリス絶対殺すキラーエイプと名高い、猿(美猴)。

      移動速度、および回避能力に乏しいアリスで、
      この相手と中央で対峙した時、最適な立ち位置は、どこでしょうか?

 

 この2つのお題は、アリス使いなら必ず直面します。

 

 細かい技術面は、とにかく動画を撮るなり見るなりして
 最適解を模索してください。(私も知りたい)
 ただ、その際にも原則としての「立ち回り」を
 自分の中に確立させておく方が、良いと思われます。

 

 …で、私の答えは、以下となります。

 

 解1.ドローショットは、敵キャストを優先して狙う。

    ダウンを取った場合は、敵兵士一列を処理する。

    逆にダウンを取られ、自分の真横、後ろに回り込まれた場合は、
    敵兵士を無視して、キャストを優先して追う。

 

    4体兵士を、無理にドローで処理しない。
    自拠点に走られたなら、折られない限り、拠点ダメージを無視する。
    とにかく、最優先で、敵キャストの動作を注視する。

 

    理想は、遠距離から相手の動きを予測し、ストレートを当て、ダウン。
    また、なにをするにしても、間に兵士を挟むこと。

 

    間に兵士がいなければ、ラインをいくら下げても構わないので、
    必ず、兵士のいる場所まで下がることが大事。

  

 補足:アリスが端レーンを担当し、相手にファイターがいる場合、
    最悪、手前拠点は折られるものと妥協します。

    鬼断ち、およびクリスラのキル範囲まで
    HPが減った時点で、森に入り、帰城しましょう。

 

    HP回復後、奥側の拠点にて再戦です。
    相手キャストを、なんとかして撤退まで追い込みます。

    レベル5になった時点でWSを発動。
    1本折り返し、五分の状況に持ち込みます。

 

 解2.猿のいる「真正面」です。
    かつ、その間に自軍の兵士を挟み、
    アリスのストレートがギリギリ届く位置がベスト。

 

 補足:常に、猿とのY軸(縦軸)を合わせましょう。
    中央で猿を相手にした時は、基本的にドローは撃ちません。
    ひたすら、ストレートを放って牽制します。

 

    MPが貯まれば、人によってはスロウをかけますが、
    私は毒を撃ち、ラインを少しでもあげる派です。
   
    猿のHPが6割を切った辺りから要注意。
    こちらの兵士の攻撃を受ける位置まで前進してきたら、
    吸命の合図です。範囲が見えた瞬間、下がって避けましょう。

 

 特に、猿に対して「斜め45度」の角度は、最悪の立ち位置です。
 理由は、ストレートを外すと、前転からの吸命なり、如意棒なりが飛んできて、
 アリスの緊急回避では、絶対に避けられないからです。

 

 くれぐれも、猿と対峙した時は『真正面に立つ』を意識した方がいいですね。
 

 ――え? 森から奇襲された?


 あきらめましょう(真顔)


 ――え? 最近、ランカークラスの猿たちが、
 開幕に、○の○○の辺りに立って、
 アリスの攻撃を余裕でかわしつつ、ドローを一方的に打ってくる?


 ――え? 猿だけでなく、桃とか、アシェンも、
 その位置に立って、悠々とキル狙ってくるって?


 ……。

 …………。


 た、助けて! ミクサえも~ん!


 ……んん、無理ッ!

 

 

ワンダーランドウォーズ 雑感まとめ2

「先生、サンド先生!」

「なんですか、アリスさん」

「あのね、ミクサちゃんにね! WLWで勝つには、レーン戦で勝つこと。それと相手が強くても、無理しないで帰城することなんだよって言ったらね!」

「はい、どうでしたか?」

 

『んん…そんなの当たり前だよ…みんな灰にすればいいんだよ…』

 

「――って、言われた~!」

「まぁ、そうですか」

「そうなんだよ~! それにねー!」

 

『そんなことよりも…ドローをどういう風に引けば効率的か、とか…

 勝つために、相手キャストをどういう風に倒すのか、とか…

 そういうことを考えた方が、いいよね…アリスちゃん、バカなの…?』

 

「――って言われた~! くやしいよ~!」

「まぁ、いけませんね。確かにその通りではありますが」

「私バカなの!?」

「いいえ、そうではなくて。このブログに書いてあることは、所詮は理論ですから。

 本当に上手になりたい、勝ちたいと思うのであれば、

 ミクサさんの言う通りに、場数をこなしていくしかありませんね」

 

「じゃあ先生! 最強になる方法を教えてよ~!

 WLWで一番強くなるにはどうすればいいの!?」

 

「技術的な面を上達させたいのなら、動画を撮るのがいいですね。

 人の動画を見るのもいいですが、やはり自分が撮った動画を反復して、

 反省点を見つけだすのが、一番の近道だと思います」

 

「…先生、このブログの意義ってあるのかな?」

「趣味と自己満足です」

「かっこいいー!」

「煽らないでください。先生のハートはガラスの十代です。泣きますよ」

「気にしない♪ 気にしない♪」

「とても素敵ですね。ただ、勝率が5割どころか、4割もでない、だとか。

 倒した数と倒された数の比率(キルレート)に、やられた方が倍ある、だとか。

 そもそも、基本的な立ち回りの良し悪しが、全然わからない、だとか。

 そういうところには、需要あればいいですね。という感じで書いてます」

 

「うーん、それっていいかも…?」

「いいですね。もう勝つための最適解を言ってしまうと、

 技術面では、動画を撮って研究する。

 理論面では、撤退数を0に抑えた上で、レーン戦に勝利する。これだけです」

 

「わかったよー。でも、もうちょっと、こう…絶対に勝てる! WLWの必勝法! 

 みたいなのって、ないのかな~?」

 

「そうですね。ではもう一つ、絶対ではないのですが、

 ちょっとだけ、意識しておいた方が良いと思うことを挙げましょうか」

 

「わかったよー、なになにー?」

 

「WLWにはですね。

 左、中央、右、3つのレーンがあるわけですが、このうち、

 〝もっとも破壊しやすく、また、もっとも破壊しにくい拠点がある〟のは

 どのレーンでしょうか?」

 

「えー、そんなの考えたことなかったよー。みんな同じじゃないのかなー?」

 

「ふふ。実は〝中央レーン〟の拠点がそうなのです。

 正確に言うと、中央レーン手前の拠点が、六か所の内ではもっとも破壊しやすく、

 中央レーン奥の拠点が、もっとも破壊しにくい場所と思われます」

 

「どうしてー?」

 

「答えはいくつかあります。一つは、中央手前にある拠点は、

 キャストの援護がもっとも届きやすい位置にあるということ。

 左からも右からも、いざとなれば即座に援護にいけるということです。

 

 他にも、左右に森が展開しているので、攻める側は奇襲しやすく、

 守る側は、両側面の森を警戒しなくてはなりません。

 また、左右の拠点に比べ、城から出てくる兵士の移動量が少ないのもあります。

 

 ですから、終盤になって、中央手前が残っていると油断なりません。

 拠点をあと一つ破壊すれば逆転という場面で、中央手前の拠点が残っていると、

 そこは最優先で意識を払うべき場所になるでしょう。

 

 もちろん、手前側の拠点は、どれも奥と比べると、破壊の容易い場所です。

 終盤でゲージ差が拮抗している場面、僅差で勝っている状況ならば、

 よりリードを増やすよりは、全員で守りに徹した方がいいですね。

 

 逆転されることに不安を覚えるのか、人によっては勝ちを急ぐ人もいますが、

 このゲームは、そも兵士さえ寄せ付けなければ、拠点は早々割れません。

 序盤と違い、レベルの上がったキャストなら、MPの最大値も多く、

 使えるスキルも増えています。

 

 ミニマップを細目に確認し、キャストも拠点に張り付かせなければ、

 実は攻める方が遥かに難しいんです。このゲーム。

 それを今一度意識すると、勝ちに繋がったりもしますよ」

 

「わかったよー! じゃあ、中央奥の拠点が破壊しにくいのはどうして?

 左右の奥側じゃないのかなぁ?」

 

「位置的にはそうなのですけれどね。ただ、左右は先も言ったとおり、

 どちら側のキャストにとっても、いざという時の援護には遠い場所です。

 ですから必然、1対1の状況になることが多く、序盤の流れで、どちらか一方が、

 手前を破壊したまま、奥側も破壊する。という展開が多く見受けられます。

 

 また、中央奥の拠点は、帰城したキャストが、最も早く駆けつけられる場所です。

 あと少しで破壊できるというところで、援軍に来たキャストによって、

 意外と阻止される場面が多いですね。

 

 ただ、中央の拠点で注意すべきことは、

 中央は、兵士や巨人の進軍が、城へ到着するのが一番早いレーンということです。

 ここを2本折られてしまうと、必然、その対処に時間を費やすことになります。

 

 左右の奥拠点も折られないに越したことはないですが、中央の奥拠点は、

 守る側にとっては、一番の急所になることを、気に留めるべきでしょうね。

 

 ――と、こんなところです。

 だいぶ長くなってしまいましたが、アリスさん、聞いてましたか?」

 

「え? あ、聞いてる聞いてるー! 大丈夫だよー! 私におまかせ!」

「ふふ。完全に聞き流してましたね。貴女は隙が多いですからね。

 ドロー見てから、クリスラ余裕ですよ。ぶっぱしますよ?」

「あ~ん! ごめんなさいー!」

「うそなきは、よくないですね。ではそろそろ、まとめましょう」

「わかったよー!」

 

 まとめ☆

 『上手になりたかったら、動画を撮って、自分の動きを何度も見ようね!』

 『中央レーンは大事だよ! 特に奥を折られると、あぶないかも!』

 『終盤は、攻めるだけでなくて、守る事も考えようね! ミニマップも大事!』

 

「――びっくりしました。ちゃんと聞いてたんですね」

「私、こう見えて真面目だから! 油断したでしょー!」

「申し訳ありません。ですが、ここ、ちょっと違いますよ」

「え、どこー?」

「〝攻め〟の対義語は〝受け〟ですよ。アリスさん」

 

「…え?」

「受けです。守りではありません。受けです」

 

「…」

「…」

 

「気にしない♪ 気にしない♪」

「ふふ…とても素敵ですね…」

 

 

ワンダーランドウォーズ 雑感まとめ1

アリス使って遊んでます。今AA4の順位200辺りです。

遊びながら色々と思ったことがあるので、記事を作ってみようと思いました。

でも記事苦手なので、Q&A方式で書いてます。

 

質問者をアリスさん、回答者をサンドリヨン先生の音声で脳内変換してください。

ではいきます。

 

【まず、このゲームにおいて基本的なこと】

 

Q1.あ~ん、勝てないよ~。このゲーム、どれぐらい勝てればいいのかな~?

 

A1.わかりました。結論を言えば、勝率は上位にいくほど下がります。

 AAランクで勝率が「75%」を超えるのは、難しいと思った方がいいでしょう。

 

 これは仮定の話になりますが、

 自分が〝相手レーン側の拠点を確実に2本折れる〟といった場合、

 このゲームの試合結果は以下となります。

 

 ※自分が左レーンを受け持ち、相手拠点を二つ折り切った上での勝敗パターン。

    1.左勝利、中央勝利、右勝利。(3:0で勝ち)

    2.左勝利、中央勝利、右敗北。(2:1で勝ち)

    3.左勝利、中央敗北、右勝利。(2:1で勝ち)

    4.左勝利、中央敗北、右敗北。(1:2で負け)

 

 試合結果は4分の3で勝利。勝率は「75%」となります。  

 これに加え、キャスト撃破でのゲージ増減など、様々な要因は絡んできますが、

 ひとまず注目して欲しいところがあります。

 それは、WLWというゲームが「チーム戦」である以上、

 このゲームで100%勝つことは『絶対にできない』ということです。

 

 よって、WLWというゲームで、少しでも勝ち筋を作りたければ、

 自分が受け持ったレーン戦で如何に勝つか。それを考える必要があるでしょう。

 

 

Q2.わかったよ~! じゃあ、どうすれば、レーン戦で勝てるのかなぁ?

 

A2.わかりました。まずは「やられない(撤退しない)」ことを心がけましょう。

  HPが0になり戦闘不能になると、大量の経験値を落としてしまいます。

  相手チームのレベルが先に5になると、勝利は困難となるでしょう。

 

  また、自チームと相手チームにレベル差がある場合、

  敵キャストを倒した際の経験値は、その差分に比例して大きく増えるようです。

  経験上、レベル差が2以上ある相手を倒した場合、

  自チームのレベルが一気に3上がり、逆転したこともありました。

 

  つまり、どんな状況下であれ『撤退はマズイ』ということです。

  Aランク程のプレイヤーでも、無理をして頑張っている姿も見かけますが、

  『HPがミリになったら、どんな状況であれ帰城する』が正解だと思います。

 

 

Q3.わかったよ~! でも帰ったら、レーン戦で負けちゃうよ~。かなしいよ~!

  手前の拠点を折られると、ゲージも兵士の数も負けるし、大損だよ~!

 

A3.その考え方は間違っていません。

  間違ってはいませんが、もうちょっと考えてみませんか?

 

 ※状況を仮定します。ソロレーンを担当した場合に、劣勢である場合です。

   1.対面にきた相手キャストの方が上手い。強い。

   2.自分が守る「手前側の拠点」の寸前まで、敵兵士が迫っている。

   3.森に隠れて帰城後、最速で戻っても、その間に確実に折られてしまう。

   4.自分のHPは残り2割。相手のドローは耐えるが、スキルでやられる。

   5.相手のHPは半分を切った辺り。スキルを当てても一撃耐える。

 

 ――どうでしょう。この状況で、帰城しますか、しませんか?

 

 私の判断になりますが、この場合は『帰城します』。

 何故かというと、無理をして残っても、良い事はないからです。

 

 相手と実力差がある以上、自分が拠点を守りきれる可能性は低いです。

 その時点で、既にこの試合で勝てる確率は「5割」を切っています。

 

 この状況下で、追い打ちをかけるように撤退してしまうと、

 相手は手前拠点を破壊し、兵士を処理しつつ、レベルも優位に立ったまま、

 奥の拠点までやってくることになります。

 

 さらに現在主流の『餅食らいの装束』『火ネズミの衣』をつけていた場合は、

 レベルアップ時と時間経過で、HPまで大幅に回復されてしまいます。

 

 しかし、手前拠点を折られても、やられる前に帰城すれば、

 レベルに大きな差がつくことはなく、相手のHPも大きく回復はしません。

  相手も、HPが半分の状態で、継戦を強いられるわけです。

 

 こうなって、初めて勝ち目が浮かびます。

 奥の拠点は、HPを回復する泉も側にあるので、守りやすいでしょう。

 

 もう一つ言うと、手前拠点を折られた分、どこかで味方の巨人が発生します。

 そのレーンが五分であった場合、こちら側が有利になって、

 ゲーム全体で見た場合も、逆転の機会が生じているわけですね。

 

 長くなってしまいましたが、まとめますと、

 

 『勝率を上げるには、自分のレーン戦で勝つことが確実な手段である』

 『しかし同格か、格上の相手に無理をしてやられることは、逆転の機会をも失う』

 

 ということですね。 

 桃太郎も言っていますが「引くこともまた兵法なり」です。

 

 では最後に、某有名な監督の台詞を持って、本日は幕引きと致しましょう。

 

  『(帰城することを)あきらめたら、そこで試合終了ですよ…?』

 

 「WLWをやりたいです……! 安○先生ッ!」   

 「それっていいかも!」

 

 気が向いたら、また次回。

 

  \ワンダーラーン!/